【雑誌掲載のお知らせ】

タイポグラフィマガジン『MOZ』表紙&巻頭企画にてご紹介いただいています。
東京藝術大学 大学院デザイン科(視覚伝達研究室・企画理論研究室)の皆さんが企画編集、取材、デザインを手がけるタイポグラフィの雑誌『MOZ』。vol.03となる今年のテーマは「詩」ということで、表紙と巻頭企画10ページに渡りご紹介いただきました。

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私の企画のテーマは「詩をまちに連れ出して」。活版印刷工房をリヤカーでガラガラひいて、豆腐屋が豆腐を売り歩くように、谷中の街で詩を売り歩いています。他にも様々な詩人の方たちの企画やインタビュー、ワークショップの記事など、独自のアプローチで詩とデザインをとじこめた素敵な一冊。

下記ギャラリーや書店にて無料配布中です。ぜひご覧ください。

『MOZ vol.03』設置場所

・東京藝術大学デザイン科合同教官室前(上野)
・モリサワ東京本社受付(飯田橋)
・竹尾見本帖本店(神保町)
・ギンザグラフィックギャラリー(銀座)
・クリエイションギャラリーG8(銀座)
・ガーディアンガーデン(銀座)
・COUZT CAFE(谷中)
・HAGISO(谷中)
・本屋B&B(下北沢)
・百年(吉祥寺)
・Gallery 手と花・TETOKA(神田)
・NEW PORT(代々木八幡)
・UTRECHT(神宮前)
・Tokyo Cultuart by Beams(神宮前)
・Snow Shoveling Books & Gallery(桜新町)
・イズマイ(馬喰町)
・フクモリ(馬喰町)
・dddギャラリー(京都)
・山口情報芸術センター(山口)

制作:大谷陽一郎、木下真彩、千葉紘香、中里明衣、田嶋晃子、一乗ひかる、内山耀一朗、久保あずさ、大山大介、佐々木慎太朗、小島沙織

デザイン監修:松下計(東京藝術大学デザイン科教授)
編集監修:藤崎圭一郎(東京藝術大学デザイン科教授)

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あとがき(※本誌より抜粋)

豆腐屋が豆腐を売るように、パン屋がパン売るように、詩人も詩を売れたなら。一篇の朗読、一篇の詩を叩き売り。いつかやりたいと思っていた「菅原朗読店」という考えと、「詩を街に連れ出そう」という想いを、研究室の皆さんがリヤカーの荷台に乗せて導いてくれました。これから食うに困った時は、このリヤカーをガラガラひいて、詩を売り歩くつもりです(ほんと)。

主観と客観、ひとつの事象を二つの異なる視点で書き下ろした今回の詩は、レーモン・クノー『文体練習』へのオマージュでもあります。文意・文脈だけではなく、タイポグラフィ、インクの付け方、ハンコの押し方、などなどデザイン全部を含めた文体練習といった趣きでしょうか。研究室のみなさんが、私と一緒に詩を育ててくれたように感じています。ありがとう。きっとみんな、言葉をぎゅっと踏みしめることが出来る素敵なデザイナーやADになっていくのだろうなと思いつつ。未来あふれる若者たち、みんな、みんな、どうか俺より、俺より、幸せに、ならないでくれ(うそだよ)。

2015.12.8 手のなかにどんぐりひとつ、上野公園にて
_菅原敏