詩集『珈琲夜船』刊行記念
一編の朗読を売る店「菅原朗読店」in森岡書店
詩集『珈琲夜船』の刊行を記念して、2025年1月5日(日)に、森岡書店にて一日限りの「一編の朗読を売る店《菅原朗読店》」をオープンいたします。《菅原朗読店》では、詩人・菅原敏さんによる詩の朗読(珈琲付き)を、菓子作家・小川紗季さんのおはぎ「北窓」のセット<限定20点>で販売します。和菓子の世界では、夏のおはぎに「夜船」、冬のおはぎに「北窓」という呼び名もあります。そんな詩的な呼び名にも思いを馳せながら、耳と舌で味わう新春の「一編」をお愉しみください。
一編の朗読を売る店「菅原朗読店」
日時:2025年1月5日(日)13~19時(※15~14時は朗読休止)
会場:森岡書店
東京都中央区銀座1丁目-28-15 鈴木ビル1階
■ 朗読(珈琲付き)+おはぎ「北窓」<限定20点> 3000円(税込)
※おはぎ完売後:朗読(珈琲付き)2000円(税込)
■ 詩集『珈琲夜船』 2200円(税込)
※おはぎ「北窓」は単品のご用意もございます。
◎詩集『珈琲夜船』
菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。
◎『北窓』 (おはぎ/粒餡・珈琲餡 各1個入)
緑色の箱を開けると、それぞれ質感の異なる”黒”が見える。『珈琲夜船』の中に散りばめられたその色を、一箱に詰めました。十勝産の小豆を使用した粒餡、エスプレッソを存分に使用した珈琲餡にカカオニブを添えたビターな『北窓』をお愉しみください。
菅原敏 Bin Sugawara
詩人。2011年、アメリカの出版社PRE/POST より詩集『裸でベランダ/ウサギと女たち』をリリース。以降、執筆活動を軸にラジオでの朗読や歌詞提供、欧米やロシアでの海外公演など幅広く詩を表現。近著に『かのひと 超訳世界恋愛詩集』(東京新聞)、『季節を脱いでふたりは潜る』(雷鳥社)。東京藝術大学 非常勤講師
小川紗季 Saki Ogawa
菓子作家 。2023年に活動を始める。店舗は持たず、展示会などのイベントに合わせた菓子をアトリエにて制作。人物や作品に想いを馳せ、そこにある「美しさ」を和菓子にしたいと考える。展示会やイベントでの菓子制作、予約制で和菓子を提供する催しを実施。
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